多くの皆さまにご参詣いただきました、南総なのはな七福神。こちらの収益から鋸南町、鴨川市、館山市、南房総市の南総3市1町に災害復興支援金として、各7万円寄付させていただきました。ありがとうございました。
令和2年度
南総なのはな 七福神
ご開帳期間
3月24日(火)~31日(火)
9:00~16:00
本年度のご開帳は終了しました。多くの皆さまのご参詣、誠にありがとうございました。
次年度のご開帳日時は確定次第、お知らせします。
令和元年9月5日の台風15号。10月12日の台風19号では、千葉県を中心に甚大な被害を受けました。
令和2年2月現在、台風による被害からの復興の最中、今度は日本全国のみならず、世界中が新型コロナウィルス感染で揺れ動く事態となっております。
南総 なのはな七福神の霊場は、先の台風による被害からの一刻も早い復興と、国家安寧・世界平和を願い、令和2年に開創された新しい霊場会です。
七福神とは、恵比寿神(えびすしん)、大黒天(だいこくてん)、毘沙門天(びしゃもんてん)、弁財天(べんざいてん)、寿老尊(じゅろうそん)、布袋尊(ほていそん)、福禄寿(ふくろくじゅ)の七柱の神さまの総称です。
「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝しますと七つの災いが除かれ、七つの幸せを授かるといわれています。
まだ終息の兆しが見えない新型コロナウィルスで、不安な日々をお過ごしのこととは思いますが、なのはな七福神めぐりで、たくさんのご利益と幸せをいただき、菜の花が美しく咲く、春の南総をめぐりながら、楽しい思い出をお作りいただければと思います。
期間中、なのはなストラップを500円にて授与させていただきます。各寺院にて、なのはな七福神特別ご朱印(各500円)を受けていただきますと、七福神の宝珠をそれぞれ授与致します。すべての宝珠をストラップを通すと、虹色になります。ストラップの売り上げの一部は、災害復興団体に寄付致します。
各霊場、近隣からのスタートであれば一日で満願可能です。多くの皆さまのご参詣をお待ちしております。
令和2年2月28日
合掌九拝
所在地:千葉県鴨川市横渚1133
寿老尊のお寺。安房鴨川駅西口から徒歩3分に位置し、永徳年間に中興開山と伝えられています。ご本尊は聖観世音菩薩。3月初めのひなまつりでは、鴨川出身で「憂国の烈女」と讃えられた畠山勇子が愛でた初節句の雛人形と手作りつるし雛が展示されます。
所在地:千葉県南房総市和田町黒岩767-2
恵比寿神のお寺。古くは七堂伽藍の巨刹で、修行寺であったと伝わります。
長く続く参道には大門があり、今の近くを流れる川は大門川と呼ばれます。
本堂には南房総市文化財に指定されている18枚の地獄絵と6枚の大きな天女の絵があります。
所在地:千葉県南房総市久保587
大黒天のお寺。神亀2年(725)に行基菩薩によって開山されたと伝わります。その後、慈覚大師が正月6日に朝日のなかに感得された朝日開運大黒天が祀られました。
毎月6日をご縁日として大黒天祭が開かれ、福徳のご利益を求めて多くの参詣者が訪れます。
所在地:千葉県南房総市千倉町忽戸146
布袋尊のお寺。天文20年(1551)に宗栄法印が現在地に創建したと伝えられています。
御本尊の大日如来のほか、権現堂には飯縄大権現がまつられ、ご利益あらたかなお護摩がつとめられます。
東国花のお寺の札所であり、境内は年間を通して美しい花の数々を見ることができます。
所在地:千葉県南房総市千倉町大貫1057
毘沙門天のお寺。文武天皇の御代に役小角によって、小さな庵が建てられ、その後、養老2年(718)に一間四面のお堂に建て替えられました。境内は奈良時代創建の古刹らしい幽玄の自然をたたえ、春の桜、秋の紅葉は大変美しく、多くの参詣者が集います。
所在地:千葉県館山市上真倉1689
弁天様のお寺。天正7年に高野山の安房別院として開山。本堂内に「高野山不滅の聖燈」安置。境内には八十八ヶ所霊場があり弘法大師像を巡る事ができる。安房高野山と親しまれています。
所在地:千葉県館山市館山928
福禄寿のお寺。観音堂の御本尊、千手観音菩薩は、かって城山公園北側の小丘(北下台)に祀られ「館山観音」と呼ばれていました。現在の観音堂は、房州の北向観音として親しまれ、延命長寿・病気平癒・試験合格などにご利益があるといわれています。